ブルージャイアントシュプリーム(BLUE GIANT SUPREME)の5巻と6巻のあらすじや内容をまとめています。
ついにメンバーが揃った大たち。練習を重ね、初めてのライブを実施するがまったくといっていいほど、上手くいかなかった。
メンバーが分裂しそうな危機であったが、それを救ったのがボリスさんとボリスさんの甥のガブリエルであった。
ボリスさんがツアーを計画し、ガブリエルがドライバー兼マネジャーとしてツアーを回ることに。
ツアーを通して徐々に音楽が出来上がっていく大たちであり、また、大たちのカルテットの知名度を広めることになるジャズフェスティバルに出会うことになるというのが5巻と6巻の内容です。
以降はネタバレの内容があります。
ブルージャイアントシュプリーム(BLUE GIANT SUPREME)の5巻と6巻のあらすじ
ブルージャイアントシュプリーム(BLUE GIANT SUPREME)の5巻と6巻のあらすじは以下のとおりです。
ブルージャイアントシュプリーム(BLUE GIANT SUPREME)の5巻のあらすじ
5巻の最初は大が作曲をした話しから始まる。
楽譜を書いたものの書き慣れていないと皆に伝えたうえで、音データもみんなのメールに送ったと伝える。
またこの曲はそれぞれ一人の時に聞いてほしいと伝えた。
一人の時に聞いてそれぞれに湧いたイメージを持ち寄ってバンド全員で仕上げていきたいと話をしてこの曲のタイトルは「I’m here」だと伝えた
皆に曲を確認してもらっている間、大は演奏できる場所を探した。
8軒目に訪れたお店でようやくサックスを聞いてくれるということで演奏をしてライブが出来ることになった。
ライブをすることをボリスさんに伝えボリスさんに来てほしいと伝えた。
ただ、ライブ当日、いざ演奏初めて見ると
ラファエル以外の3人は緊張のせいか、お互いに音を合わせることができない、ラファエルが何とかフォローしたが曲の途中で、お客さんが立ち始め、帰ってしまった。
最終的に、4曲で1時間のライブであったがお客の6割が帰ってしまった。
ただこの演奏を見てボリスさんをおじさんと呼ぶ男はそんなに悪くないよとボリスさんに言った。
演奏後、お互いがお互いを批判して今にも喧嘩が始まりそうな雰囲気になったタイミングで
一人の男が現れた ボリスさんの甥のガブリエル。
4人に一言づつ話をしたと思ったら、「いいバンドの条件は?って聞かれたら、結成初期に困難をくぐり抜けることだ」と4人に伝えてそれだけ言って去っていった。
ボリスさんと甥のガブリエルは、その後、4人について話し合った
翌日、失敗を取り戻そうと練習を続けるようとするが合わせることができない。
そんな時にガブリエルが現れる。今日からこのバンドのドライバーになると宣言して、ボリスさんがセッティングしたライブが、二日後にあるからそこまで車で行くと伝え、4人を車に乗せてツアーに出る。
ツアーの最初の場所はレストランであった。
ライブハウスではないが生の演奏を行っているお店。その店で演奏することになった。
そして、実際に演奏を始めようとするがお客さんからリクエストをお願いしたいと言われる。
さらに、リクエストされる曲はジャズ以外の曲ばかり。ブルーノは俺達はジャズしかやらないよと言うが、この店はリクエストOKなんだというお客さん。
さらに、俺たちはそのために金を払ってるんだよと説明してくる。
ブルーノとハンナはリクエストはやりたくないと言う。
そんなこともあり、大とラファエルでリクエストをやることに。
リクエストが一通り終わるまでは二人でやり、リクエストが終わってから4人で演奏すると言う。
リクエストの曲をするが、そこは大らしく全力で演奏する。
大の演奏を聴いていると、お客は食事の手を止めて音楽に集中し始めた。
そして何人かの客は大に見せられていた。
3曲のリクエストが終わった後ジャズを演奏させてくれと大は伝える。
大の演奏に満足していたお客はジャズを演奏することをOKする。
ここからは4人で演奏を始める。
失敗したライブとは違い4人で合わせることができ、お客さんも満足してくれたというのが5巻までの内容です。
ブルージャイアントシュプリーム(BLUE GIANT SUPREME)の6巻のあらすじ
6巻では、 レストランで演奏を聞いてくれたお客さんから、SNSに演奏の様子をあげたいからバンド名を教えてくれと言われる。
ここでようやくバンド名が「ナンバーファイブ」に決まる。
車の中でベートーベンの「運命」が流れていて思いついた曲だということで「ナンバーファイブ」にしたいと伝える。
ただ、他にも候補のバンド名を上げるが、バンド名は最終的に「ナンバーファイブ」に決まった
次の日ライブ会場に向かっていたが開始時間が2時間延長になったと連絡があった。
そこでピアノがある場所がどこかにないかと探していると、フランクフルトの空港にピアノが置いてあるということが分かった。
空港のピアノが置いてある場所に行くと、ブルーノの知り合いでマレく・ヤニツキという男であった。
マレクとブルーノは同じポーランド人であり、小さいころから同じコンクールに出場していたがいつもブルーのが負けていた。
そこでブルーノはマレクに連弾しないかと提案する。
連弾することで自分たち4人組のバンドの宣伝をしたいと伝える。
マレクから、オレには何のメリットがある?と聞かれるが。「ない!ただ、俺と俺の仲間達は一生忘れない」とブルーノは伝え、
さらに、「ジャズをやらせたらお前には負けねえ。・・・絶対だ」と伝える。
少し考えたマレクは、連弾をすることにした。
マレクは、本気のクラシックで演奏を始める
ブルーノはマレクが演奏した曲をジャズバージョンで演奏を行う。
マレクが演奏し、そのジャズバージョンをブルーノが演奏する。
このような感じで演奏していると、みるみる人が集まってきた。
演奏が終わると、この演奏を撮影していた人たちがSNSに動画をアップする。
その後、その日のライブ会場で演奏を行い、ライブが終了すると、動画を見ていたお客さんがブルーノに声をかけ、演奏が素晴らしかったと伝える。
この動画の影響で、ブルーノにオファーがくるが、ブルーノは断る。
ガブリエルが気になって話をしにきたが、ブルーノは「あいつらのことが好きなんだ」と伝えた。
その後、ライブを実施していくが、ライブの予定がなかなか埋まらない状況になった。
そんな時にフェスに出て知名度を上げたいという話しをしていると、オーディションをしているジャズフェスティバルがあることをガブリエルが見つける。
オーディションの期限が迫っていたこともあり、オーディションを受けることに。
(そして、この時、大は「何かにつながっていくぞ・・・これ」とつぶやく)
オーディション会場に向かう途中で、このジャズフェスティバルが今回、初めて開催されるフェスだと分かる。
また、オーディションを受けたが、審査をした3人がそのまま、運営を行っており、3人で開催しようとしているジャズフェスティバルだと分かる。
さらに、初めての開催となるフェスだが「見た人が生涯忘れない、ジャズフェスにしたい」という考えがあることも分かった。
オーディションを受けて、すぐに合格となったが、オーディションにはグランドピアノが用意されていたこと、伝説のフェスになったことを想定してビデオカメラでオーディションの様子を回していたことなどもあった。
初めての開催でドタバタ感はいなめないが、なんとか最高の状態に持っていこうとしている様子をみてラファエルは「グッときたね」とブルーノに伝える。
そして、いよいよ、ホルストのジャズフェスティバルが始まるというところで6巻が終わる。
ブルージャイアントシュプリーム(BLUE GIANT SUPREME)の5巻と6巻の感想
4人での初めてのライブを実施するが、散々な結果となる。
その時に表れたのがボリスさんの甥のガブリエル。ロックをやっていた過去があるが、バラバラになりそうな4人を助けた張本人で、演奏はしないが縁の下の力持ちという役回りでみんなをフォローしていく。
お互いの意見を主張していて衝突ばかりの4人であったが、お互いがお互いを理解していく様子、個人の変化が起こっていき、そこがマンガの魅力のひとつでもあります。
また、6巻では大が「何かにつながってくぞ・・・これ」とつぶやくが、これのつぶやきが今後の4人の運命を大きく動かすフェスとの出会いとなります。
どのように話しが展開されていくのか?とますます楽しみになるブルージャイアントシュプリーム(BLUE GIANT SUPREME)の5巻と6巻です。