漫画「ブルージャイアント（BLUE GIANA）」が映画化され2023年2月17日（金）から公開されました。
公開された映画「ブルージャイアント」を鑑賞してきましたが、映画と原作（マンガ）の違いや映画版ブルージャイアントで、主人公の宮本大（みやもとだい）のサックスを演奏している方や、ピアニストの沢辺雪祈（さわべゆきなり）の演奏をしている方、ドラムの玉田俊二（たまだしゅんじ）の演奏を担当している方、そして、声優は誰かを記載しています。
なお、ネタバレの内容が記載されていますので、内容を知りたくないという方は読むのは、ここまでにしてください。
映画「ブルージャイアント」と原作（マンガ）との違いは？
まんが「ブルージャイアント」は10巻で完結しましたが、10巻分のまんがの内容を2時間の映画におさまるようにしていますが、映画で上映された内容と原作（まんが）の違いについて、個人的な視点でまとめています。
見落としている点などもありそうですが、ここが違っていたと分かった点をまとめています。
主人公の宮本大と沢辺雪祈が出会ったシーン
映画版のブルージャイアントの冒頭部分で、大と雪祈が初めて出会って、一緒にバンドを組もうと話しをしているシーンですが、大から雪祈に「一緒に組もう」と言っていました。
ただし、原作（マンガ）では雪祈から大に「一緒に組もう」と誘いました。（ブルージャイアントの5巻 第33話 GREETINGの最後のシーン）
→「『ブルージャイアント』（5巻と6巻）のあらすじと感想（ネタバレあり）」の記事へ
カツシカジャスフェスティバルのシーン
カツシカジャズフェスティバルについてですが、まずは、事前の打ち合わせシーンについてです。
映画ではカツシカジャズフェスティバルの事前の打ち合わせに参加していたのが大で、その時にアクトの天沼さんと会っていました。
このシーンでは、天沼さんから何系のジャズ系をやっているのか？などの会話をしていました。
原作（マンガ）のブルージャイアントでは、カツシカジャズフェスティバルの事前打ち合わせに参加したのは、雪祈でした。
ちなみに、アクトの天沼さんと会話していた内容は映画も原作も同じでした。（ブルージャイアントの8巻 第64話 STAR EYESでのシーン）
次に、カツシカジャスフェスティバルでの演奏シーンについてです。
映画では、ジャズギタリストの川喜田さんがカツシカジャズフェスティバルの演奏を聴きに来ていましたが、原作では、川喜田さんはカツシカジャズフェスティバルには来ていません。
原作での川喜田さんの登場は、単行本の6巻の「第41話 NEVER LET ME GO」です。
雪祈が高校生だった時の演奏を川喜田さんが聴いていたこともあり、川喜田さんが日本ツアー時のピアニストとして雪祈に参加してほしいためにオファーを出していました。
雪祈は川喜田さんのライブに出演してみたが、自分が目標としている演奏には近づけないと思い、ツアーに参加することは断っていました。
その後、川喜田さんは、断った理由を確認するために雪祈と大と玉田が演奏しているジャズクラブを訪れました。（ブルージャイアントの6巻 第48話 I’LL SEE YOU AGAIN）
雪祈の演奏を聴きに来たはずだった川喜田さんであったが、大の演奏を聴いているうちに一緒に演奏したくなり、お店のギターを借りて演奏することにしましたが、その時にお店のマスターには「ちょっと負けに行ってくるわ！」と伝え、一緒に演奏を始めました。
その後、川喜田さんがSNSで大と雪祈と玉田の3人組バンドの「JASS」についてSNSで呟き宣伝をしていました。
カツシカジャズフェスティバルの演奏後のシーンについてです。
カツシカジャズフェスティバルの演奏後に、玉田のもとに一人の男性が来て、玉田のドラムがよくなっていることを伝えました。
ただ、原作では、カツシカジャズフェスティバルよりも前のタイミングでこのシーンが描かれていました。
JASSのライブが終了した後に玉田の元に来た男性が「成長する君のドラムを聴きに来ているんだ。君のドラムはどんどん良くなっている」と伝えています。（ブルージャイアントの7巻 第49話 US THRER）
→「『ブルージャイアント』（7巻と8巻）のあらすじと感想（ネタバレあり）」の記事へ
ソーブルーでの演奏シーン
映画の最後のシーンであるソーブルーでの演奏シーンですが、大のサックスの基礎を叩き込んだ由井さん、大の兄貴が演奏を聴きに来ていました。
原作（まんが）では、ソーブルーでの演奏シーンは由井も兄貴もきていませんでした。
そして、ソーブルーでの大と玉田の演奏が終わって引き上げようとした時に雪祈が登場しましたが、原作のコミックではこのシーンは描かれていません。映画ブルージャイアントの一番の見どころは、最後の3人で演奏シーンだと思っていますが、原作ではこの部分は描かれていません。
個人的に気が付いたシーンに中心にまとめています。
映画「ブルージャイアント」の演奏は誰か？
やはり気になるのは大・雪祈・玉田の演奏をどなたが担当されるのか？という点かと思います。
宮本大（みやもとだい）のサックスの演奏を担当するのは「馬場智章（ばばともあき）」さんです。
ご来場頂いた皆さまありがとうございました！🙏
— 馬場智章/ Tomoaki Baba (@TomoakiBaba) February 7, 2023
この日を迎えることができた安堵と、これから皆さまに届くと良いなという期待と不安で感情の渦の中です。
でも僕たち全員の想いのこもったこの作品はきっと届くはず。
この作品が皆さんにとって大切な何かになりますように！
よろしくお願いします🎷 https://t.co/rtszHNRN2e
映画ブルージャイアントの公開のため、国内外の有力奏者を集めたオーディションが実施されたようで、その中から、バークリー音楽院時代からアメリカを拠点に活躍し、最近ではドリカムとの共演などでも注目されている馬場さんが選ばれました。
沢辺雪祈のピアノ演奏を担当するのは「上原ひろみ（うえはらひろみ）」さんです。
世界的なジャズピアニストで2021年に開催された東京オリンピックの開会式でも演奏された方です。
個人的には、上原さんが雪祈のピアノを担当されるということで劇場で観てみたいと思っています。
玉田俊二のドラム演奏を担当するのは「石若駿（いしわかしゅん）」さんです。
雪祈ーーーーー！！！！#BLUEGIANT https://t.co/vgN60fRASf
— Shun Ishiwaka 石若駿 (@shunishiwaka) February 7, 2023
石若さんはくるりのサポートメンバーとして活躍されている方です。
この3人も参加しているブルージャイアントのサントラも販売されています。（以下の画像はアマゾンへのリンクになっています）
映画「ブルージャイアント」の内容は？
ブルージャイアントの映画版ですが、単行本の内容でいうと東京編がメインになるかと思います。
単行本の1巻から4巻が仙台編、5巻から10巻が東京編となります。
また、映画の上映時間が2時間ということを考えると、東京編でも内容が省かれることを想定しています。
ただ、予告編の映像を見てみると、雪が降り積もっている中でサックスを演奏している様子や、新品のサックスを見ている様子なども流れていたので、仙台編の内容も一部、含まれているかと思います。
予告編の映像を見ると、玉田がドラムを始めるシーンや雪祈と平さんが初めて会って、平さんに厳しいことを言われたシーンと思われる部分が動画で流れていました。
映画の内容を予想すると、
・大が雪祈と出会うところ
・玉田がドラムを始めるところ
・初めてのライブの様子
・川喜田さんに平さんを紹介してもらうところ
・雪祈と平さんが初めて出会うところ
・雪祈がソーブルーで演奏するところ
・最後にJASSがソーブルーで演奏するところ
このような内容が映画で上映されるのではないかと思います。
なお、映画の最後は原作と異なる内容、オリジナルストーリーになっているようなので、その点も気になります。
この内容の途中で仙台での回想シーンとして、雪が降り積もるなかで練習したシーン、大がサックスを手にしたシーンなどが含まれるのではないかと思います。
個人的には、文化祭で大が演奏したシーンや由井さんにサックスを教えてもらう部分の内容を見てみたいと思いますが、省かれるのではないかと思います。
映画「ブルージャイアント」の声優は？
映画ブルージャイアントのキャラクターの声優（キャスト）は以下のとおりです。
宮本大：山田裕貴さん
沢辺雪祈：間宮祥太朗さん
玉田俊二：岡山天音さん
映画「ブルージャイアント」をお得に鑑賞する方法は？
ブルージャイアントに限らず映画をお得にみるための方法ですが、個人的に利用しているが「イオン」のオーナーズカードです。イオンのオーナーズカードを利用することで、イオンシネマで割引料金で映画を鑑賞することができます。
イオンの株式を100株以上、購入すると株主優待として「オーナーズカード」が発行されます。
このオーナーズカードをイオンシネマの窓口もしくは券売機で提示することで大学生以上であれば1000円で、高校生以下であれば800円で鑑賞できます。
さらに、オーナーズカード1枚につき、ポップコーンSもしくはドリンクのSサイズの引換券ももらえます。
映画を割引料金で鑑賞できるだけでなく、映画にかかせないポップコーンもしくはドリンクまでついて大人が1000円、高校生以下の子どもは800円です。
株式投資などに興味があって映画を見る機会もあり、近くにイオンシネマがあれば、イオンの株主になることで、お得に映画を鑑賞できるます。
