ブルージャイアント(BLUE GIANT)の3巻と4巻の内容をまとめています。
高校生の宮本大(みやもとだい)が独学でサックスを吹いていましたが、かつて一流のジャズプレイヤーを目指していた由井と出会い、由井からサックスの基本を学んでどんどん成長していく姿がブルージャイアントの3巻と4巻では描かれています。
文化祭で人前でサックスを吹いたり、他のジャズプレイヤーと一緒に演奏したりと学んだことを生かして次々と自分の道を切り開いていく宮本大の姿が描かれています。
これ以降はネタバレがある内容のため、内容を知りたくないようであれば、ここまで読むのを止めてください。
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の3巻と4巻のあらすじ
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の3巻と4巻のあらすじは以下のとおりです。
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の3巻のあらすじ
3巻の最初は、主人公の宮本大のサックスの師匠である由井さんの過去の話しから始まります。
ボストンで一流の、ジャズプレイヤーを目指していたが、その夢はかなわなかった。
そのときに一緒に夢をめざしていた人が、片山さんであり、その人のコンサートのチケットをもらい、見に行くことに。
後日、由井から、どうだったかと聞かれた大は、「一流!? んー超良かったす。超良かったけど・・・そういう感じじゃあ ありませんでした」と伝えて、由井に大笑いされる
次に、文化祭の話しになりますが、この文化祭で、大は学校の生徒に向けて演奏をする。
また、サックスを、始めた大にアドバイスをくれたのが、音楽の黒木先生であり、黒木先生と一緒に文化祭で演奏する
文化祭では、バンド演奏が実施され、いろいろなバンドが演奏しているが、その中で大だけがジャズで演奏する。
気合いをいれるために髪型もかえ、演奏に臨む大であったが、その演奏にみんなが圧倒された。
2曲目は、音楽の黒木先生との演奏。
黒木先生と一緒に校歌を演奏し、途中からジャズバージョンの校歌を演奏。黒木先生も座っての演奏ではなく、大の演奏に促されるように立ち上がって演奏し、大盛況で演奏を終える。
技術もついてきた大だが、ある日、父親から月謝はどうしているんだ?と質問される。
そこで、はらっていないことに気がつく。
そんな状態のため、父親が自ら由井の自宅に訪問し、月謝を払おうとするが、由井からは、息子さんからは月謝はとりません。と言われる。
面白いモノは金を払って観ますよね?
息子さんは面白い。だから月謝は取りません。
と伝えて、月謝は受け取らなかった。
さらに、息子さんの上達っぷりは、まあ見上げた早さです。
と伝えた。
由井も認めるほどの早さで上達した大に対して、いいかげん誰かと合わさせねえとな・・・
と思わせるほどの領域に達した大であった。
というところまでが、3巻です。
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の4巻のあらすじ
4巻では、ついに故郷の仙台、由井からも離れ、東京での話しとなるが、その前に、誰かと合わせると言っていた由井が、バードに連れて行った。
また、大が初めて人前で演奏したときに、大に文句を言ったお客さんも呼んでもらい、演奏することに。
演奏の途中で、自分勝手に演奏しているような感覚になるが、由井からの「聴け」というアドバイスで、みんなの音を聴いて演奏することに気がつき、みんなと合わせながらも、徐々に自分が先頭に立って、皆を引っ張りながら演奏するようなになり、その姿に皆も引っ張られるように演奏しました。
その様子をみた、お客さんは、「ぎゃふん」と言って、去っていった。
また、4巻では東京で挑戦する大と、地元の友だち、家族、そして、由井との別れが描かれている。
そして、4巻の最後では東京に上京してきた大がジャズバーに入って、そこでたまたまピアノを弾いていたのが沢辺雪祈(さわべゆきのり)に出会ったところまで。
ブルージャイアントの登場人物
宮本大(みやもとだい)
仙台から東京に上京してきて自分のサックスの力を試そうとしている18歳でブルージャイアントの主人公。世界一のジャズプレイヤーになるために毎日サックスを吹いている。
由井さん
大のサックスの師匠。サックスの吹き方の基本も知らなかった大に基礎から技術を教え込んだ人物
アキコさん
東京のジャズバーで「TAKE TWO」のママ
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の感想
ブルージャイアント(BLUE GIANT)の3巻と4巻では、由井の指導のもと大の才能が一気に開花していく様子が描かれています。
文化祭での演奏で学校のみんなから拍手をしてもらえたこと、他の人とセッションをして他のメンバーの能力を引き出した様子など、どんどん成長していく姿が描かれています。
そして、東京に上京して自分の力を試そうというところまでが4巻の内容です。
そして、4巻の最後で、この後いっしょのメンバーとして演奏していくことになる、沢辺雪祈(さわべゆきなり)と出会うシーンまで描かれています。