ブルージャイアント(BLUE GIANT)の三輪舞(みわまい)さんと主人公の宮本大(みやもと)との出会いからその後の二人の様子などをまとめています。
三輪さんがどんな人物でどのタイミングでブルージャイアントに登場したのか?また、二人がどのようなデートをしたのか?などを記載しています。
ちなみにみわさんは身長が高く、ショートカット風の爽やかな印象のある女の子です。
ブルージャイアントでの三輪舞さん(みわさん)の登場は?
みわさんのブルージャイアントでの登場は2巻の最初です。
2巻の冒頭で夏祭りのシーンとなりますが、そのシーンで浴衣を着て夏祭りでのシーンにみわさんが登場します。
花火が上がっているのに橋の上からジーっと、花火は見ずに何かを見つめながら探しているシーンでした。
友達と3人で花火を楽しんでいるようでしたが、他の二人に花火を楽しんでと言って、みわさんが何かを探しているようでした。
そして、探していたのは大でした。
大を見つけて、大に「宮本大、発見。」と伝えるのでした。
ここで、大が「水泳部の三輪舞・・・登場」と会話をしました。
ようやく見つけた大仁大して「発見」という言葉を言っていることを見ると、気が強い感じの女の子ではないかと思います。
また、このシーンで大がみわさんにお茶を買ってきて渡しましたが、それを飲んで、飲んだペットボトルを大に渡しました。
このやりとりを見ていると、細かいことは気にしない感じの女の子でもあると感じました。
さらに、大と三輪さんが初めて会話をしたシーンの様子もありました。
高校2年生の修学旅行の時の電車での移動時に、大から三輪さんに話しかけ、「海を見に行こうよ」と誘ったのですが、三輪さんの予定が合わずに断れてしまいますが、断れたにも関わらずに大が笑っていたことで、三輪さんが大のことが気になっていたようです。
夜も遅かったので、三輪さんを家に送る帰り道で、路上ライブをしている人に酔っぱらいが絡んでいましたが、そこで、酔っぱらいに対して絡むのを止めさせた大の様子をみて興味を持ち始めている様子がありました。
とここまでが、三輪舞さんのブルージャイアントでの初めての登場シーンです。
次に、三輪舞さんの名前が登場するのが2巻の途中です。
大の友人と大の家に集まっての夏休みの塾の打ち上げのシーンです。そこで集まったメンバーで誰が好きか?をしゃべっているシーンですが、このシーンで大は三輪さんが好きだと友人に打ち明けています。
宮本大と三輪舞さん(みわまいさん)の初デートの場所は?
大と三輪さんの初デートは「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」でした。三輪さんがスカートをはいている様子にドキドキしている大でした。
三輪さんを待っている大のところに来たみわさんは「お待たせ。宮本大。」と言っています。
この言葉から読み取ると、勝気な女の子の様子がうかがえます。
その後、ジャズフェスティバルに出演している様々なバンドの演奏を一緒に聞きに行きます。
一通りの演奏を聴いた後に、大は突然、サックスを吹くと三輪さんに伝えます。
道の真ん中で突然、サックスを吹き始めた大ですが、すぐに係員の人に演奏を止められてしまいます。
そこで、三輪さんは大を引っ張ってその場から離れるように促しました。
ある程度、その場から離れることができたタイミングで実際の演奏を聴いて、しかも多くの人が足を止めて聴いていたことを見て大のサックスの腕前が本物であることが分かったと伝えた。
ただし、急にサックスを吹いたことには驚いたことを伝えた。
次に、三輪舞さんが登場したのは3巻の文化祭での大の演奏シーンです。
文化祭での演奏はロックバンドが多く大の演奏がみんなに受け入れられるのか?心配している三輪さんの様子が描かれています。
その後、見事な演奏で観客を魅了した大の演奏に小さくガッツポーズをするみわさんでした。
このあとに、2回目のデートシーンが描かれていました。
この日は大の自転車でデータをしましたが、大が乗る自転車のリアキャリアに座布団を巻き付けて座り易いようにしていました。
(ちなみに、この日の三輪さんはショートパンツスタイルでしたが、その服装がかわいいと思っている大でした)
この時に、三輪さんが大学に進学しようとしていること、文学部に進学して博物館の学芸員さんになりたいことを知りました。
(伊達政宗がカッコよくて好きなこと、そのため歴史が好きで博物館が好きで学芸員になりたいとの話しがありました)
ちなみに、三輪さんはサンドイッチを用意しており一緒に食べました。
また、大は卒業後に仙台を離れることも三輪さんに伝えました。
4巻では、受験間近の三輪さんが登場します。
夜も遅くまで受験勉強、日中も図書館で勉強をしているようでしたが、ある日、図書館が満席だったため、カフェで勉強中の三輪さんでした。
お店の窓から外を眺めていると、偶然、インフルエンザにかかった妹をおんぶしている大が通りかかった。
店の外に出ようとするが、妹がインフルエンザにかかっていることもあり「受験がんばって」とだけ伝えて、その場を離れた。
三輪さんも会って話がしたかったようでしたが、話しもできず会いたい気持ちが強まる一方でした。
そして、そのまま、受験後に会うシーンがなく、大は東京に上京しました。
みわさんとの別れは?
4巻で受験直前の三輪さんが登場しましたが、それ以降、まったく登場しなかった三輪さんが9巻で登場します。
突然、玉田の家に三輪さんが訪問してきて、玉田はすぐに外に行き、三輪さんと大の二人にしてあげました。
大は寝ていたもののすぐに三輪さんだと気が付きました。
起きたばかりの大に三輪さんは「東京を案内してほしい」と伝えます。「お台場に連れて行って」ということでお台場に行くことに。
お台場でデートをして、観覧車に乗りましたが、観覧車の中で三輪さんから「好きな人ができました」と突然、告げられた。
さらに「一年、ほとんど連絡をよこさなかったことを怒ろう」と思っていたとも話しがありました。
その言葉を聞いて、別れを告げに来たことを理解した大。
そして、東京駅での別れ際に三輪さんから「私、疑ったことがないんだ。1ミリも。宮本大が世界一のサックスプレイヤーになるの、疑ったことないから」と言われたところで三輪さんとのシーンが終わりました。
→「『ブルージャイアント』(9巻と10巻)のあらすじと感想(ネタバレあり)」の記事
この別れのシーンがブルージャイアントでの三輪さんとの最後のシーンとなりました。その後、ブルージャイアントシュプリーム、ブルージャイアントエクスプローラーでも三輪さんは、登場していないため、その後の様子は描かれていません。
最後に
三輪さんとの別れのシーンの後、大はショックを隠し切れず、サックスの音にその気持ちが現れるほど、へこんでいました。
三輪さんは東京駅でのシーン以降は登場していませんが、別れを告げに来ていること、別れ際に世界一のサックスプレイヤーになることを疑っていないことを伝えて、白黒はっきりさせて自分の気持ちの整理をしたのではないかと思います。
高校時代からの恋に終止符を打った二人ですが、ブルージャイアント9巻以降で、やはり別れたこともあるため、その後三輪さんは登場していません。
ちなみに、大の恋については、三輪さんが最初ですが、その後のブルージャイアントでは、ブルージャイアントエクスプローラーで大の恋の話しが出てきます。